高い家賃を何とか安くしようと工夫している若者もいる。とくに女性に多いようだが、独身の同性の友人二人で一つの部屋を借りるというケースが増加しているのである。都心周辺のワンルームマンションを一人で借りるとなると、七〜八万円はかかってしまう。そこで2DK〜2LDKくらいの部屋を二人で借りるわけだ。当然家賃は10万円以上になるが、二人で割れば一人で借りるよりも二、三万円は節約できることになる。若い女性をめぐる環境は大きく変わってきている。
[参考情報]
西武新宿線(都立家政)の新築マンション一覧
高学歴化かすすみ、キャリア志向の女性も増えた。その結果、結婚年齢も上昇しているから、こうした「ミングル(一緒の意味)族」は今後も増加していくと思われる。この状況をいち早く察知して、「ミングルタイプ」と名付けた新しいタイプのマンションを売り出した住宅販売会社も現われたほど。間取りは2LDK。リビングルーム、キッチン、バス、トイレを共用にして、二つの部屋はカギをかければまったくの個室になるような形になっている。原則として異性は入れない、時間があえば食事は一緒にする、一人になりたいときや話しかけられたくないときにはドアを閉めて意思表示するというミングル族の生活習慣にあわせたスタイルになっているのだ。このミングルが若い世代の新しいライフスタイルとして定着するようになれば、賃貸住宅の新たな需要形態として今後に期待が持てるかもしれない。