交通の便利な地域がこのように広がってくると、何も宅地の問題だけではなく、従業員達が都会のスシ詰めマンションに住むより、地域の庭付き一戸建てに住むほうがよいと強く望むのにひかれて、企業も大都市を脱出してきて、みなが新幹線で東京まで通勤するのとは違う生活が出現してくるであろう。徒歩・自転車・スクーター・自家用車などによる個人的交通や、バス・鉄道などによる大量交通に、自家用飛行機や旅客機を含めた自由な動きによる仕事や生活の往復交流が広域にわたって開けてくると思われる。
JR東金線(東金)の新築一戸建て
東武野田線(逆井)の新築一戸建て
JR高崎線(吹上)の新築一戸建て
JR総武線(市川)の新築一戸建て
新京成線(二和向台)の新築一戸建て
宅地問題は今よりずっと楽になる。このような状況こそ、民間デベロッパーの活躍の舞台である。企業を誘致し、その家族達のための団地建設や住宅建設をフル・ターンキーで計画、建設、販売、管理する。もちろん、大都市に住む以上に便利な文化施設を新しいライフスタイルに合わせて建設する。このような仕事がたくさん待っている。そんな話は素人の夢物語ではないか、という批判が聞こえてきそうである。しかし、それならば、大都市周辺のどうしようもない囲いのなかで、行政の鼻息をうかがいながら、上物しかできないとか、負担金を取られるとかというような商売が玄人の仕事であるとでもいうのだろうか。住宅産業界もここらで本腰を据えて考えないといけないのではないだろうか。